Active Directory の構成

Active Directory のインストール」が終わったら、その構成に入ります。

13. 構成ウィザードを開く

Active Directory のインストールが終わると「このサーバーをドメインコントローラーに昇格する」というメッセージが表示されます。このメッセージをクリックします。

14. ドメイン名の設定

配置構成が表示されるので「新しいフォレストを追加する」を選択して、「ルートドメイン名」にドメインの名前を入力します。
ドメイン名はインターネットでいうドメインと同じ意味ですが、このドメインはプライベートなネットワークのみで通用する名前です。インターネットで使われているドメインと同じものを設定することも可能ですが、同じにしてしまうと区別が難しくなってしまうので別にした方が良いです。

ここではトップドメインをインターネット上には存在しない「local」とし、インターネットでは hanasan.info、プライベートでは hanasan.local としています。設定したら「次へ」をクリックします。

注意:Apple の Mac や Linux PC と同じネットワークで使用する場合は、.local を使用しないでください。これらの PC ではデフォルトで .local を使用しているため、Active Directory が正常に稼働しなくなることがあります。

15. オプションの設定

機能レベル、機能、パスワードを設定します。

フォレスト・ドメインの機能レベルは「Windows Server Technical Preview」を選択します。プレビューとなっていますが、実際には「Windows Server 2016」になります。
コントローラーの機能は「ドメインネームシステム(DNS)サーバー」にチェックがついていることを確認します。
パスワード欄にパスワードを設定します。セキュリティを考慮すると Administrator アカウントと違うパスワードを設定するのが好ましいですが、同じでも構いません。

16. DNS オプションの指定

1 台目(メイン)のドメインコントローラーを構成するときにはまだ、DNS サーバーがないので「権限のある親ゾーンが見つからない・・・」という警告が表示されます。これは問題ないので「次へ」をクリックします。

17. 追加オプション

NetBIOS ドメイン名が入力したドメイン名から自動で設定されます。NetBIOS ドメイン名は Active Directory が導入される前に使われていたもので、その互換性のために使われます。Active Directory だけを使う場合は使用しないので、特に気にしなくても良いです。「次へ」をクリックします。

18. パスの設定

Active Directory やドメインコントローラーのインストール先を設定します。通常はデフォルトのままにします。「次へ」をクリックします。

19. オプションの確認

ここまで設定してきた内容の確認をします。内容が OK であれば「次へ」をクリックします。問題があったり変更したりする場合は、前へ戻って修正します。

20. 前提条件のチェック

構成するにあたり、設定してきた内容で問題がないかどうかチェックされます。問題がなければ「すべての前提条件のチェックに合格しました・・・」というメッセージが表示されます。チェックに合格したら「インストール」をクリックします。

21. 再起動

インストールが終わると再起動になります。再起動前にサインアウトする旨のメッセージが表示されるので「閉じる」をクリックします。クリックしなくても再起動されます。

21. 確認

再起動した後に、サーバーマネージャーのローカルサーバーを開くと、左側のメニューに「AD DS」と「DNS」が表示されます。また、ドメインの部分に設定したドメイン名(ここでは hanasan.local)が表示されていれば OK です。

22. DNS サーバーアドレスの設定

最後に DNS サーバーのアドレスを設定します。IPv4 アドレスを設定するウィンドウを表示し、優先 DNS サーバーに自分自身の IP アドレス、代替 DNS サーバーのアドレスにループバックアドレス(127.0.0.1)を設定して「OK」をクリックします。これで完了です。