NTP の設定

Active Directory 環境では時刻がとても重要になります。各サーバーとクライアントの時刻が一致していないと、ドメインに参加しているファイルサーバーにアクセスするときや、ドメインコントローラー間で情報を同期するときなどに、アクセスできなかったり情報の動機が遅れたりしてしまいます。そこで NTP を使って時刻が正確になるように設定します。
ここで設定した Active Directory サーバーの NTP をドメイン内の NTP サーバーとし、ドメインに接続するサーバーやクライアントはこの NTP サーバーと同期するようにします。

通常であればコントロールパネルの日付と時刻の「インターネット時刻」タブで設定できますが、Active Directory をインストールしたサーバーでは、下図のように「インターネット時刻」タブがなくなってしまい設定できなくなります。そこで設定はコマンドで行います。

1. コマンドプロンプトを開く

Windows メニューを右クリックして、「コマンドプロンプト」を選択してコマンドプロンプトを開きます。

2. コマンドの入力

開いたコマンドプロンプトに、次のコマンドを入力して NTP の状況を確認します。

w32tm /query /status

これを見るとマイクロソフト社の NTP サーバーと同期しているのが確認できます(ソースと書いてある部分の time.windows.com,0x8)。このままでも問題はありませんが、NTP サーバーはネットワーク的に近い方が良いので、日本の NTP サーバーに設定し直します。

w32tm /config /manualpeerlist:ntp.nict.jp,0x8 /syncfromflags:manual /reliable:yes /update

「コマンドは正しく完了しました。」と表示されれば OK です。確認のため、先ほどの状態確認のコマンドをもう一度入力します。その結果、「ソース」に ntp.nict.jp,0x8 と表示されていれば完了です。