初期設定

hMailServer の使用するプロトコルなどの基本設定をします。

1. Save をクリック

hMailServer の管理ソフトを起動したら、左のメニューから「Settings」の左の「+」をクリックし、開いた中から「Protocols」を選択します。ここではメールサーバーで使用するプロトコルを選択します。
プロトコルの設定画面が開いたら下図のように「POP3」のチェックを外して「SMTP」と「IMAP」だけにします。こうすることで受信したメールをこの hMailServer 内に保存することができます。設定ができたら「Save」をクリックします。

2. General を確認

「Protocols」の左の「+」をクリックして開いた中から「SMTP」を選択します。ここでは送信サーバーである SMTP の設定をします。この SMTP がインターネットからのメールを受信して、自分宛のメールであれば次に設定する IMAP サーバーにそのメールを渡します。
「General」タブでは、特に変更するところはありません。もし、変更するとすれば「Max message size(KB)」くらいです。これは受信するメールの最大サイズを設定するところですが、初期設定では 20MB になっています。これくらいあれば通常は問題ないはずです。これより大きいサイズのメールをやり取りする場合は、ファイルストレージサービスなどを使いましょう。

3. Delivery of e-mail を選択

「Delivery of e-mail」タブをクリックします。ここでは外部へ送信する際に使用する送信サーバーを設定します。
通常は受信したメールがこのメールサーバー宛でなかった場合には、そのメールを別の送信サーバーにリレーします。そのリレーサーバーを設定するところですが、今回は受信専用のメールサーバーにするのでここでは何も設定しません。

4. Statistics を選択

「Statistics」タブをクリックします。ここでは hMailServer の統計情報の送信設定をします。
hMailServer では開発に役立てるため、統計情報を hMailServer.com へ送信することができます。協力しても構わないという人は「Send statistics to hMailServer.com」にチェックすると良いでしょう。もちろん個人情報は送信されないようです。

5. RFC compliance を選択

「RFC compliance」タブをクリックします。ここではインターネット上のメールの規約に対してどこまで従うかを設定します。
本来であれば全ての規約に従うのが良いのですが、全てのメールソフトがこの規約に従っているわけではないので、全ての規約に従ってしまうと受け取れないメールが出てきてしまいます。そこでどの規約に従うかをここで設定します。
ここでは下図のように設定しています。設定したら「Save」をクリックします。なお、各チェックボックスの内容は以下の通りです。

「Allow plain text authentication」:暗号化されていない認証でも受け付けます
「Allow empty sender address」:送信者アドレスがない場合でも受け付けます
「Allow incorrectry formatted line endings」:行の末尾が誤った形式でも受け付けます
「Disconnect client after too many invalid commands」:多数の無効なコマンドがあった時はそのクライアントを切断します
「Maximum number of invalid commands」:Disconnect client … にチェックを入れた時の無効コマンドの数です

6. Advanced を選択

「Advanced」タブをクリックします。ここでは複数のインターネット IP アドレス(グローバル IP アドレス)を持っている場合の外部への送信設定をします。
ホームサーバーの場合はほとんどが 1 つしかインターネット IP アドレス(グローバル IP アドレス)を持っていないので、特に設定するところはありません。

7. IMAP を選択

左のメニューから「IMAP」をクリックします。ここでは受信サーバーである IMAP の基本設定をします。
SMTP から渡されたメールをこのサーバー内に保存して、メールソフトから見られるようにするのが IMAP サーバーです。ここでは特に変更するところはありません。

8. Public folders を選択

「Public folders」タブをクリックします。ここではパブリックなフォルダー(受信箱)の名称を設定します。
ここでも特に変更するところはありません。

9. Advanced を選択

「Advanced」タブをクリックします。ここでは IMAP の拡張機能の設定をします。
ここでも特に変更するところはありません。

10. Exit をクリック

左のメニューから「Advanced」の左の「+」をクリックし、さらに「IP Ranges」の左の「+」をクリックして開いた「Internet」をクリックします。ここではインターネットとの送受信方法を設定します。
「Allow deliveries from」の「External to external e-mail address」のチェックを外します(この時、Require SMTP authentication の External to external e-mail address が自動で無効になります)。ここにチェックがついていると、インターネット上の他の SMTP サーバーのリレー先にすることができるようになってしまいます。リレー先になっていると迷惑メールなどの踏み台サーバーにされる可能性があります。
チェックを外したら「Save」をクリックします。これで初期設定が完了したので「Exit」をクリックして hMailServer の管理ソフトを終了します。

11. サービスを選択

上記の設定を有効にするために hMailServer を再起動します。hMailServer には起動、停止の専用ツールも用意されていますが、ここでは直接 hMailServer を再起動します。
サーバマネージャーを起動したら「ツール」メニューから「サービス」をクリックします。

12. 再起動を選択

サービスのウィンドウが開きます。この中から「hMailServer」を探して右クリックし、開いたコンテキストメニューから再起動を選択します。

13. 再起動

hMailServer のサービスが停止して再び起動されます。これで初期設定した内容が hMailServer に反映されます。