受信設定ではアクセス権の設定とドメイン名の設定をします。アクセス権を設定することにより、登録したユーザー以外がこのメールサーバーを使用できないようにします。また、メールサーバーではデフォルトでウィルスチェックと迷惑メールフィルタが有効になっています。
1. メール設定を開く
Server アプリの左側のメニューから「メール」を選択して、設定画面を開きます。開いた画面の「アクセス権を編集」をクリックします。
2. 許可する接続元の設定
プルダウンした画面の「許可する接続元」から「一部のユーザのみ」を選択して、「OK」をクリックします。一部のユーザというのが、この macOS Server に登録したユーザーになります。
3. ドメインの追加
メール設定画面に戻ったら、「ドメイン」の下にある「+」をクリックします。
4. ドメイン名の登録
ポップアップした画面のドメイン欄にドメイン名を入力し、「作成」をクリックします。
5. メールサーバーの起動
メールの設定画面に戻ったら、右上の「切」をクリックしてメールサーバーを起動します。起動中にウィルス定義ファイルのダウンロードと設定の処理が行われるので、起動には少し時間がかかります。
6. 起動完了
起動が完了すると、状況の部分に緑の丸(●)印が付き「ローカルネットワーク上では xxxx.local でアクセス可能」と表示されます。